駒込と賢治

東洋文庫という、以前から度々耳にはするものの、足を運んだことが無かった施設に行ってきました。賢治さんと関係ないかなぁ…と思ったのですが、ところがどっこいです。

東洋文庫は、JR駒込駅と都営三田線千石駅のちょうど間くらい。

以前の王子~巣鴨の時に駒込駅といえば六義園……と、駅スタンプで認識したのですが、今回もスルーします。

駒込警察署の前の四角い建物が東洋文庫ミュージアムです。

名称からの想像と違って、近代的な建物でちょっとびっくり。

ここで東洋文庫の説明を見て更にビックリΣ(・ω・ノ)ノ!

賢治と無関係ではなかった……!
ざっくり説明すると、久彌(久弥)は三菱財閥の三代目で小岩井農場の所有者なのです。
一応説明すると、小岩井農場岩手県にある近代農場で、賢治の思想や作品に大きな影響を与えています。
そして、私のテーマである1931年。賢治さんが勤務していた東山町の東北砕石工場は、小岩井農場に石灰肥料を納品する目的で創設された工場なのです。

東洋文庫入り口。近代的でオサレ。
中の常設展の壁面、美しい……
憧れの「天井まで本棚」。
いいなぁ……この雰囲気

椅子もゆったりな造りなので、やすみやすみじっくり見れます。

企画展示室へと通じる通路がこれまた美しい。

視覚のトリックで、まるで高いところでガラス一枚の上を歩いている錯覚に陥る仕掛けが。

なんか、東京タワーにこんなところがあったような……と、高所恐怖症の私はビビります。

シーボルトゆかりの植物を植えた庭の向こうに、オリエントカフェ

オリエントカフェでは、小岩井農場厳選のメニューがいただけるとのこと。都内で岩手を感じる場所です。

魁星(かいせい)

ミュージアムショップで購入した魁星のお札。可愛いw

今回、初めて魁星という存在を知りました。
魁星(かいせい)は、北斗七星の第一星のことで、中国では文運を司る星と信じられたことから、本の神様・学問の神様とされています。
そのことから、進士の試験で第一位の成績の者も「魁星」と言うそうです。
お札の魁星、右手に持った筆は科挙の合格者を書くために持っています。

ミュージアムのスタンプも魁星。可愛い…東洋文庫のセンスが好きです。

このスタンプに隠れているエリアが、ナギノートで最初に探索に行った王子~巣鴨エリアになります。賢治さんが修学旅行で東京発上陸したエリアですので、こちらもどうぞ。

三菱財閥と賢治さん

賢治さんのことを知る上で、三菱財閥について知っておいたほうがよいと思いました。
時代的に日本全体三菱財閥の影響が大きかったのかもしれませんが、賢治さん視点では、小岩井農場の出資者であり所有者であったことが大きな接点です。今後は三菱財閥関連も機会ごとに丁寧に見ることにします。

三菱財閥歴代総帥

  • 初代 彌太郎(やたろう):大河ドラマ「龍馬伝」で香川照之が演じた印象が強烈
  • 二代目 彌之助(やのすけ):小岩井農場の出資者
  • 三代目 久彌(ひさや):小岩井農場が三菱の所有に
  • 四代目 小彌太(こやた)

小岩井の名称は、出資者3人の名字から取られたもので、「岩」が岩崎彌之助の姓に由来するものです。

「小岩井」 の由来になった3人の共同創始者は、日本鉄道会社副社長の小野義眞(おのぎしん)、三菱社社長の岩崎彌之助、鉄道庁長官の井上勝。

外部リンク

よりみちノート東京版はこちら。

改訂版 東京よりみちノート ([バラエティ])

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